お薬を飲んでも血圧が下がらない。血糖のコントロールがうまくいかない。その背景に、睡眠中の呼吸の問題が隠れていることがあります。
睡眠時無呼吸症候群は、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病と関連することが報告されています。とくに複数の降圧薬を使っても血圧が十分に下がらない場合、背景に無呼吸が隠れていることがあります。
夜間に呼吸が止まると、体は酸素不足に対応するために交感神経を活発にします。これが夜間から早朝の血圧上昇につながります。また、睡眠が分断されると血糖を調節するしくみにも影響することが知られています。かかりつけの先生からのご紹介でも受診いただけます。
眠っている間に呼吸が止まると、血液中の酸素が下がります。体はこれに対応するため、交感神経を活発にして心拍数と血圧を上げます。この反応が一晩に何十回もくり返されると、本来は血圧が下がるはずの夜間に血圧が高いままになります。
健康な状態では、夜間の血圧は日中より1割ほど低くなります。この下がり方が小さい、あるいは夜間のほうが高いというパターンは、睡眠中の呼吸の乱れと関連することがあります。
降圧薬は日中の血圧を下げますが、夜間に呼吸が止まって交感神経が活発になる状態そのものには働きかけません。そのため、原因が無呼吸にある場合、薬を増やしても十分な効果が得られないことがあります。
無呼吸の治療(CPAPなど)によって血圧が下がる方もいらっしゃいますが、すべての方に同じ効果があるわけではありません。まずは検査で、無呼吸があるかどうか、どの程度かを確かめることが出発点になります。降圧薬は自己判断で中止せず、処方された先生の指示に従ってください。
関連が報告されています。睡眠が細かく分断されると、血糖を下げるインスリンの働きが落ちやすくなることが知られています。また、日中の眠気や疲労感から活動量が減り、体重が増えやすくなるという面もあります。
体重の増加は気道をさらに狭くするため、無呼吸と生活習慣病はお互いを悪化させる関係になりやすい点に注意が必要です。
はい。当院は他の医療機関との連携(ご紹介・逆紹介)を重視しています。内科・循環器内科・耳鼻咽喉科・歯科などからのご紹介を承っております。
検査の結果と治療方針は、ご紹介元の先生にご報告いたします。CPAP治療の導入後、状態が安定した段階で、かかりつけの先生に治療を引き継いでいただくことも可能です。
現在の通院を中断する必要はありません。検査の結果は、ご希望に応じてかかりつけの先生にご報告いたします。
睡眠時無呼吸症候群の診断には、睡眠中の呼吸・血液中の酸素・脳波などを同時に記録する精密検査(PSG/終夜睡眠ポリグラフィー)が必要です。当院では院内の検査室でこの検査を実施しています。
構造化データ(FAQPage)を実装し、検索結果とAIの回答の両方に対応します。
いいえ。当院は睡眠時無呼吸症候群の検査と治療を担当し、生活習慣病の治療はかかりつけの先生に継続していただく形が一般的です。検査結果はご報告いたします。
紹介状がなくても受診いただけます。お持ちの場合はご持参ください。これまでの経過やお薬の内容がわかると、診療がスムーズに進みます。
このページの内容は、当院院長が監修しています。診断や治療の判断は、必ず医師の診察を受けたうえで行ってください。記載内容は一般的な説明であり、個々の症状について保証するものではありません。
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症状は重なって現れることがあります。あてはまるものがあれば、あわせてご確認ください。