何度もトイレに起きる、息苦しくて目が覚める、朝までぐっすり眠れない。中途覚醒は、睡眠時無呼吸症候群の典型的な症状のひとつです。
夜中に何度も目が覚めるとき、多くの方は「年齢のせい」「トイレが近いから」と考えます。しかし、呼吸が止まったことをきっかけに目が覚めている場合があります。
睡眠時無呼吸症候群では、呼吸が止まって血液中の酸素が下がると、体が呼吸を再開させるために覚醒反応を起こします。また、夜間の無呼吸は尿の量を増やすホルモンの分泌にも影響するため、夜間頻尿の原因になることが知られています。
中途覚醒の原因はさまざまですが、睡眠時無呼吸症候群による場合、次のような流れで起こります。
この一連の流れが、一晩に何度もくり返されます。多くの場合、覚醒はごく短いため記憶に残りませんが、一部は「息苦しくて目が覚めた」「はっと目が覚めた」という自覚として残ります。
目が覚めたときに動悸がする、のどが渇いている、汗をかいているといった場合も、夜間の呼吸の乱れが関係していることがあります。
関係することがあります。夜間に呼吸が止まると胸の中の圧力が変化し、心臓から尿の産生を促すホルモンが分泌されやすくなります。その結果、夜間の尿量が増えます。
夜間頻尿は前立腺の病気や過活動膀胱でも起こるため、泌尿器科を受診される方が多い症状です。泌尿器科で検査を受けても原因がはっきりしない場合、睡眠中の呼吸を調べてみる価値があります。いびきや日中の眠気を伴う場合はとくにそうです。
正確に把握することは難しいのが実際です。眠りの深さは脳波で判断するもので、ご本人の感覚とは一致しないことがあります。「よく眠れている」と感じていても、検査をすると深い眠りがほとんど取れていなかった、という方もいらっしゃいます。
スマートフォンやウェアラブル端末の睡眠記録は、目安としては参考になりますが、医学的な診断には用いません。
中途覚醒には不眠症など別の原因もあります。睡眠薬を使っても改善しない場合は、呼吸の面から調べてみることをおすすめします。
睡眠時無呼吸症候群の診断には、睡眠中の呼吸・血液中の酸素・脳波などを同時に記録する精密検査(PSG/終夜睡眠ポリグラフィー)が必要です。当院では院内の検査室でこの検査を実施しています。
構造化データ(FAQPage)を実装し、検索結果とAIの回答の両方に対応します。
お薬の種類によっては、のどの筋肉をゆるめて無呼吸を悪化させることがあります。自己判断で中止せず、処方された先生か当院にご相談ください。
寝つきは良くなりますが、アルコールはのどの筋肉をゆるめ、いびきや無呼吸を悪化させます。また睡眠の後半で眠りが浅くなり、中途覚醒の原因にもなります。
このページの内容は、当院院長が監修しています。診断や治療の判断は、必ず医師の診察を受けたうえで行ってください。記載内容は一般的な説明であり、個々の症状について保証するものではありません。
すべてのページの末尾に、この導線を共通で設置します。どのページから入っても、同じ道筋で予約にたどり着けるようにします。
あてはまる症状から、疑われる状態を確認します。
回答するとその場で受診の目安が表示されます。
当日の流れ・持ち物・費用を1ページで確認できます。
24時間受付。初診・再診ともご予約いただけます。
症状は重なって現れることがあります。あてはまるものがあれば、あわせてご確認ください。