検査報告書に並ぶ数値の意味と、AHIが示す重症度をご説明します。他の医療機関で検査を受けられた方も、結果をお持ちになってご相談いただけます。
検査結果でまずご覧いただきたいのはAHI(無呼吸低呼吸指数)です。1時間あたりに呼吸が止まった回数と浅くなった回数を合計した数値で、5以上15未満で軽症、15以上30未満で中等症、30以上で重症とされています。
ただし、数値だけで治療の要否が決まるわけではありません。日中の眠気などの症状、高血圧や糖尿病といった合併症の状況とあわせて判断します。他の医療機関で検査を受けられた方も、結果をお持ちになってご相談いただけます。
検査報告書には、いくつもの指標が並びます。ふだん目にすることのない言葉ばかりですが、実際に見ていただきたいのは数個です。主なものを整理しました。
| 指標 | 意味 | 見るときのポイント |
|---|---|---|
| AHI無呼吸低呼吸指数 | 1時間あたりに、呼吸が止まった回数と浅くなった回数を合計したもの | 重症度を判断する中心の数値です。まずここをご覧ください |
| 無呼吸アプネア | 10秒以上、呼吸が止まった状態 | 回数そのものより、1時間あたりに直した数(AHI)で見ます |
| 低呼吸ハイポプネア | 完全には止まっていないが、呼吸が浅くなった状態 | 無呼吸と合わせてAHIに数えます |
| 最低SpO₂最低酸素飽和度 | 一晩のうち、血液中の酸素がもっとも下がったときの値 | 下がり方が大きいほど、体への負担が大きくなります |
| ODI酸素飽和度低下指数 | 1時間あたりに、血液中の酸素が一定以上下がった回数 | AHIと近い動きをします。あわせて見ます |
| 睡眠効率 | 寝床にいた時間のうち、実際に眠っていた時間の割合 | 精密検査(PSG)でのみ分かります。低い場合は眠りが分断されています |
| いびきの記録 | いびきの有無、大きさ、出ていた時間 | ご自身では分からない部分です。ご家族の指摘と照らし合わせてご覧ください |
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報告書の形式は検査機関によって異なります。当院で検査を受けられた方には、結果を画面でお見せしながらご説明します。
AHIは、1時間あたりに呼吸が止まった回数と浅くなった回数を合計したものです。この数値によって、重症度が次のように分けられています。
睡眠時無呼吸症候群とは診断されません。症状が続く場合は、ほかの原因を考えます。
症状の有無や合併症の状況をふまえて、治療を行うかどうかを判断します。
治療をご検討いただく段階です。生活習慣病をお持ちの方はとくに。
1晩に200回以上呼吸が止まっている計算になります。治療をおすすめします。
なお、健康保険でCPAP治療を行う場合の条件は、AHIの値と検査の方法によって定められています。詳しくは「費用と保険」のページをご覧ください。
報告書によっては、AHIのほかにRDIという数値が書かれていることがあります。
RDIのほうが、AHIより数値が大きくなります。呼吸は完全には止まっていないものの眠りが妨げられている状態まで拾えるため、AHIが低いのに眠気が強いという方の説明がつくことがあります。
また、ご自宅で行う簡易検査では、機器を装着していた時間をもとに計算するため、AHIではなくREIなどの別の名称で表記されることがあります。眠っていた時間が分からないぶん、精密検査より低く出る傾向があります。
当院で検査を受けられた方には、次回の受診で結果をご説明し、治療を行うかどうかを一緒に決めます。治療が必要と判断された場合は、CPAP治療・マウスピース・生活習慣の改善といった選択肢をご提示します。
他の医療機関で検査を受けられた方も、結果をお持ちになってご相談いただけます。健診で指摘された、以前検査を受けたが治療を中断してしまった、といった場合もご相談ください。紹介状がなくても受診いただけます。
検査から時間が経っている場合や、体重・症状が大きく変わっている場合は、あらためて検査をおすすめすることがあります。
睡眠時無呼吸症候群の診断には、睡眠中の呼吸・血液中の酸素・脳波などを同時に記録する精密検査(PSG/終夜睡眠ポリグラフィー)が必要です。当院では院内の検査室でこの検査を実施しています。
構造化データ(FAQPage)を実装し、検索結果とAIの回答の両方に対応します。
できます。検査報告書をご持参ください。紹介状がなくても受診いただけます。検査から時間が経っている場合や、体重・症状が大きく変わっている場合は、あらためて検査をおすすめすることがあります。
呼吸が完全には止まっていないものの、眠りが妨げられている場合があります。また、無呼吸以外の原因が隠れていることもあります。脳波を記録する精密検査では、そこまで含めて調べられます。
ご希望に応じて報告書をお渡しします。ご紹介元の先生がいらっしゃる場合は、結果をご報告いたします。
治療中の機器に表示される数値については「CPAPのデータの見方」のページでご説明しています。受診の際に、画面を見ながらご説明することもできます。
このページの内容は、当院院長が監修しています。診断や治療の判断は、必ず医師の診察を受けたうえで行ってください。記載内容は一般的な説明であり、個々の症状について保証するものではありません。
すべてのページの末尾に、この導線を共通で設置します。どのページから入っても、同じ道筋で予約にたどり着けるようにします。
あてはまる症状から、疑われる状態を確認します。
回答するとその場で受診の目安が表示されます。
当日の流れ・持ち物・費用を1ページで確認できます。
24時間受付。初診・再診ともご予約いただけます。
検査の進み方と、治療中の数値の読み方についてもご説明しています。