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治療の選択肢 ─ CPAPありきに見せないためのページ

  • 実際にはCPAPが中心になりますが、最初から一択に見せると「押し付けられた」印象になります。選択肢を並べたうえで「あなたの場合はこうです」と決める形にしています。
  • 納得して始めた治療のほうが続きます。この階層の目的は継続率なので、入口での納得感がそのまま成果につながります。
  • 「睡眠時無呼吸症候群 何科」は自院20位。治療先・受診先を探している層の受け皿にもなるページです。

治療の選択肢

CPAP治療・マウスピース・生活習慣の改善・手術。重症度と体の状態によって、適した方法は変わります。それぞれの位置づけを整理しました。

監修:院長 松澤 邦明(日本睡眠学会 指導医) 公開 2026.10.01 / 最終更新 2026.10.01

このページの結論

睡眠時無呼吸症候群の治療は、CPAP治療・マウスピース・生活習慣の改善・手術の4つに分かれます。どれか一つを選ぶというより、状態に応じて組み合わせて行うものです。

どの方法になるかは、検査で分かった重症度(AHI)、症状の程度、気道が狭くなっている原因の3つをあわせて判断します。軽症で症状がない場合、すぐに治療を始めず経過を見ることもあります。検査結果をご説明したうえで、ご本人と一緒に決めます。

治療の方法には、どのようなものがありますか?

睡眠時無呼吸症候群の治療は、大きく4つに分かれます。どれか一つを選ぶというより、状態に応じて組み合わせて行うものとお考えください。

CPAP治療

鼻に当てたマスクから空気を送り、眠っている間に気道がふさがらないようにします。現在もっとも広く行われている方法で、装着したその晩から効果が出る方が多くいらっしゃいます。

中等症から重症の方が中心 CPAP治療について

マウスピース

下あごを少し前に出した状態で固定する装置を、就寝時に装着します。歯科で型を取って作製します。持ち運びやすく、旅行や出張が多い方にも使いやすい方法です。

軽症から中等症の方、CPAPが難しい方 マウスピースについて

生活習慣の改善

体重、飲酒、睡眠時の姿勢、鼻づまり。いずれも気道の広さに影響します。単独で行うというより、ほかの治療と並行して取り組んでいただくものです。

すべての方に、あわせて行っていただきます 生活習慣の改善について

手術・他科との連携

扁桃が大きい、鼻の通りが悪いなど、気道が狭くなっている原因がはっきりしている場合、手術が有効なことがあります。耳鼻咽喉科など他の医療機関と連携して対応します。

原因が構造にある方、お子さま 手術・他科との連携について

どの治療になるかは、どう決まりますか?

おもに次の3つをあわせて判断します。

  • 重症度 検査で分かったAHI(1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数)
  • 症状の程度 日中の眠気がどれくらい生活に影響しているか
  • 気道が狭くなっている原因 骨格、扁桃の大きさ、鼻の通り、体重など

重症度と治療の関係は、おおよそ次のようになります。

重症度AHIの目安主に検討する治療
軽症5以上15未満生活習慣の改善を中心に。症状や合併症の状況によって、マウスピースを検討します
中等症15以上30未満CPAP治療またはマウスピース。生活習慣の改善もあわせて行います
重症30以上CPAP治療が中心になります。原因によっては手術も検討します

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数値だけで決まるわけではありません AHIが高くても症状がほとんどない方、逆に低くても眠気が強い方がいらっしゃいます。また、高血圧や糖尿病などの合併症をお持ちの場合、軽症でも治療をおすすめすることがあります。数値・症状・合併症の3つをあわせて、ご本人と相談しながら決めます。

なお、健康保険でCPAP治療を行う場合の条件は、AHIの値と検査の方法によって定められています。くわしくは「保険適用の条件」のページをご覧ください。

治療を行わない、という選択はありますか?

あります。軽症で、日中の眠気などの症状がなく、高血圧などの合併症もない場合、すぐに治療を始めず、生活習慣の改善をしながら経過を見ることがあります。

その場合も、体重が増えた、眠気が出てきた、血圧が上がってきたといった変化があれば、あらためて検査を行い、治療をご検討いただきます。

当院では、検査結果と症状をご説明したうえで、治療を行うかどうかをご本人と一緒に決めます。検査を受けたからといって、必ず治療になるわけではありません。

複数の治療を組み合わせることはありますか?

あります。むしろ、組み合わせて行うことのほうが多いといえます。

  • CPAP治療を行いながら、体重の減量と飲酒の見直しに取り組む
  • 鼻づまりの治療を行い、CPAPを使いやすくする
  • 出張や旅行のときだけマウスピースを併用する
  • 扁桃の手術を行ったうえで、必要に応じてCPAPを継続する

気道が狭くなる原因は一つとは限りません。複数の要因が重なっていることが多いため、それぞれに手を打つほうが結果的に楽になります

治療を始めたあとは、どうなりますか?

CPAP治療の場合、健康保険で続けるには原則として月1回の定期受診が必要です。受診の際には機器に記録されたデータを確認し、うまくいっているかを数字で見ながら調整します。

マウスピースの場合も、装着感やかみ合わせの確認のため、定期的に歯科と当院を受診していただきます。

治療の内容は、途中で変わることがあります。体重が大きく減った、鼻の治療で気道の状態が変わった、生活が変わって使いにくくなったなど、状況に応じて見直します。合わないと感じたら、やめてしまう前にご相談ください。

治療を決めるときに、考えていただきたいこと

  • 毎晩続けられる方法かどうか(旅行・出張の頻度も含めて)
  • ご家族と同じ寝室かどうか
  • 鼻づまりがあるかどうか
  • 歯や歯ぐきの状態(マウスピースをご検討の場合)
  • 通院の負担(CPAPは原則として月1回の受診が必要です)

気になる点があれば、診察のときに遠慮なくお伝えください。続けられる方法を選ぶことが、治療でいちばん大切です。

当院では、一晩の入院でくわしい検査が受けられます

睡眠時無呼吸症候群の診断には、睡眠中の呼吸・血液中の酸素・脳波などを同時に記録する精密検査(PSG/終夜睡眠ポリグラフィー)が必要です。当院では院内の検査室でこの検査を実施しています。

  • 火・水・木・金の夜間に検査枠をご用意しています
  • 18時頃までにご来院いただき、翌朝6〜7時頃にご退院いただけます
  • お仕事や学校を休む必要がありません
  • 検査・治療とも健康保険が適用されます
PSG検査入院について詳しく
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重症度別の目安を表にする、ただし断定しない

  • AHIの区分(5/15/30)と治療方針の対応はAIに引用されやすい情報です。表で持たせています。
  • 一方で「AHIが◯以上ならCPAP」という断定はしていません。表の直後に「数値だけで決まるわけではありません」を置き、数値・症状・合併症の3つで判断すると明記しました。
  • 保険適用の基準値はこのページに書かず、/cost/insurance に集約します。数値を分散させると更新漏れで食い違いが起きます。
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「治療しない」も選択肢として書く

  • 軽症で症状も合併症もない場合の経過観察を、ひとつの節として独立させました。これを書くことで誘導色が薄れ、ページ全体の信頼性が上がります。
  • 「検査を受けたからといって、必ず治療になるわけではありません」は、検査自体をためらう方への回答でもあります。/exam/home-test にも同じ趣旨の記述を置いています。
  • 不要な治療を勧めない姿勢の明示は、医療広告ガイドラインの観点でも、AIが引用先を選ぶ判断材料としても有利に働きます。
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他院・他科への導線を隠さない

  • 手術は連携する医療機関、マウスピースは連携する歯科で行うことを明記しています。自院で完結しないことを隠すと、来院後の期待外れにつながります
  • この医院が紹介・逆紹介を重視されている運用とも一致します。/medical/(医療機関の皆様へ)と相互リンクします。
  • 「お薬で治す方法はありません」もFAQに入れました。誤った期待を先に外しておくことが、診察時の説明の負担を減らします。
FAQ

よくあるご質問

構造化データ(FAQPage)を実装し、検索結果とAIの回答の両方に対応します。

CPAP以外の方法を選ぶことはできますか?

できます。重症度や体の状態によって適した方法は異なります。マウスピースや手術が向いている方もいらっしゃいます。ご希望も含めてご相談ください。

痩せれば治りますか?

体重の減少で無呼吸が軽くなる方は多くいらっしゃいます。ただし、あごの骨格や扁桃の大きさが主な原因の場合は、減量だけでは十分でないことがあります。

手術を受ければ、CPAPは不要になりますか?

原因や重症度によります。手術で気道が広がっても、無呼吸が残る場合はCPAPを継続します。手術は当院ではなく、連携する医療機関で行います。

マウスピースは当院で作れますか?

当院で診断書を作成し、連携する歯科で型を取って作製します。作製後の調整も歯科で行います。

お薬で治す方法はありませんか?

睡眠時無呼吸症候群そのものを治すお薬はありません。鼻づまりがある場合に、その治療としてお薬を使うことはあります。

治療を始めたら、いつまで続けるのですか?

CPAPは使っている間だけ効果がある治療のため、必要な状態が続くあいだは継続していただきます。状態が変われば見直しますので、定期受診のなかでご相談ください。

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監修:院長 松澤 邦明 日本睡眠学会 指導医 / 日本呼吸器学会 専門医 / 日本内科学会 総合内科専門医

このページの内容は、当院院長が監修しています。診断や治療の判断は、必ず医師の診察を受けたうえで行ってください。記載内容は一般的な説明であり、個々の症状について保証するものではありません。

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受診までの4ステップ

すべてのページの末尾に、この導線を共通で設置します。どのページから入っても、同じ道筋で予約にたどり着けるようにします。

  1. 1

    気になる症状を確かめる

    あてはまる症状から、疑われる状態を確認します。

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    セルフチェック

    回答するとその場で受診の目安が表示されます。

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    検査入院を知る

    当日の流れ・持ち物・費用を1ページで確認できます。

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    WEB予約

    24時間受付。初診・再診ともご予約いただけます。

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